2013年もあと1日2013年12月31日 02時11分53秒

お久しぶりでございます。


2年目の公務員生活を送っております。
今年もあっという間の1年でした。

何をするにも根拠となる条文や理屈を求められるため、
民間企業なら1週間で終わる仕事が、
公務員では1ヶ月も2ヶ月もかかるという、
公務員特有の行政事務に悩まされています。


明日から新しい1年が始まります。
みなさん、心新たに目標に向かって邁進しましょう。

公務員試験合格の軌跡 3次試験(最終)2013年12月31日 03時25分54秒

10. 3次試験(最終)


更新が滞っており申し訳ありません。


なんと、2次試験が合格していました。
過去に受験した自治体は、
ことごとく2次面接で落とされていたので、
この2次試験合格はとてもうれしかった。

この後、3次試験に合格すると、最終合格となります。
2次試験は、落とすための面接ですが、
3次試験の面接の位置づけがわからない。

3次試験は、人物評価の個別面接なのですが、
落とすための面接なのか、
あくまで人物の確認のためで、
ほとんど落ちないのかがわからない。

いずれにしても、最後もういっちょ気合を入れます。

そして、念には念を入れて、
LECと東京アカデミーの模擬面接をもう一度申し込みます。

2次試験の合格発表から3次試験まで1週間しかないので、
この1週間で総仕上げをします。

東京アカデミーの模擬面接官は、
「2次面接に合格したら、3次面接は顔見せみたいなもんだよ」
と、うれしいことを言ってくれましたが、
油断しないで全力で望みます。

人物評価の模擬面接をしてもらうようお願いして、
今度は、忘れず録音しました。

LECでも、人物評価の模擬面接をしてもらいました。


そして、志望動機と自己PRを再確認して、
いよいよ3次面接の本番です。


3次面接は、正面に面接官2名、横に案内係り1名でした。

普通は、面接部屋に入って、いすの右側に立ち、
受験番号と氏名を元気よく宣言してから面接が始まると思いますが、
(2次試験のときはそうでした)
3次試験はちょっと違う雰囲気でした。

受験番号と氏名を宣言しているときに、面接官から
「まあええから座りなさい」
と言われ、とても砕けたというか、
面接官の不意打ちで始まりました。

面接自体も、質問するというよりは、
2次試験のときに提出した面接シートを見ながら、
「これはこういうことかー」、と独り言で納得したり、
「・・・かね?」と語りかける口調で聞かれ、
こちらも、思わず、「そうそう」と、
砕けた口調で返事してしまいそうなくらいでした。

でも、そこは自制して、公務員らしく?
しっかりとした会話で受け答えをしました。
面接官は、砕けた感じで質問することで、
相手の様子を観察している可能性もあります。

また、2次試験の面接での面接官とのやり取りが
記録されているシートを持っているようで、
2次試験で回答した内容についても確認しながら、
同じようなことを繰り返し質問されました。

終わってみると、
2次試験よりもよい雰囲気だった気がしました。

これで、この自治体の全試験が終わりです。
とりあえず、仕事をしながら吉報を待ちます。

公務員試験合格の軌跡 採用2013年12月31日 05時06分59秒

11. 採用



待ちに待った3次試験の合格発表、
そして、最終合格。

晴れて、採用候補者名簿に登録されました。

この後の手順は、
採用通知 ⇒ 採用面接、健康診断 ⇒ 入庁
です。

「最終合格=採用」ではないので、
本当に採用されるか心配でしたが、
年明け早々に、人事課から採用通知を受け取り、
無事公務員への切符を手にしました。

しかし、採用されたらされたで、
本当に転職していいんだろうかという不安が大きくなりました。
どこに配属されるのか、給料はいくら下がるのか、
今の会社を退職してまで公務員になる価値があるのか、
の3点が争点です。

とりあえず、手続き的には、
人事課から採用通知が来た後に、
配属されるであろう部署から採用面接の通知が来て、
私の場合は、希望していた部署で採用面接を受け、
結果的に、希望通りの部署に配属されました。

実際には、配属先と給料がわかったのは、
4/1の入庁式の日です。


まず、配属先についてですが、
4/1の辞令で、配属先を言い渡されます。
それまでは、絶対に配属先はわかりません。

しかし、この自治体は、
配属される可能性が高い部署で採用面接を行うことを聞き、
実際、希望している部署から採用面接の通知が来たので、
おそらくこの部署に配属されるであろうと思い、
配属先についての悩みは解消しました。

次に、給料についてですが、
これも、入庁するまでわかりませんでした。

一般に、公務員の給料は安いといわれていて、面接でも、
「今より給料は下がるがそれでも公務員としてやっていけるか」
と質問されたので、年収が下がるのは仕方がないと思い、
「いくら下がるか」に争点を置き、
最終的には、「年収の下がり幅」と「今の会社の嫌気」を
天秤にかけて判断することにしました。

最後に、今の会社にいることの価値ですが、
価値なんてまったくなかったので、
今すぐにでも辞めてやる勢いでしたが、
給料だけは高かったので、結局は、
「年収の下がり幅」と「今の会社の嫌気」を
天秤にかけての判断です。


「年収の下がり幅」については、
経験者採用のモデルケースの給料はわかりましたが、
私の場合は、年齢的にそのケースには当たりません。

人事課にも問い合わせてみましたが、
「正確な金額は入庁日までわからない」
とのことでした。

幸いなことに、
大学のサークルの後輩がその自治体職員だったので、
直接彼に会い、事情を説明して、どうしたらよいか相談すると、
「同じ経験者枠で採用された人を紹介するので、
その人に聞けば給料は教えてくれると思う。でも、
そもそも、今の会社が嫌だから公務員を受けたんでしょ?
給料が低かったら公務員あきらめるんですか?」
と言われて、我に返った。

「そうだ、何がなんでも今の会社を辞める。
そのために、今まで3年間も公務員を受けてきたんだ。」と。


という経緯があり、今の会社に辞表をたたきつけて、
公務員への転職を果たしました。

そして現在に至ります。


公務員になって約2年ですが、
給料は、年収ベースで200万円以上少なくなりました。

公務員の給料ってドンだけ安いんじゃ~!!!!!
でも、あの腐った会社を辞めれてよかった。


こんなとこですかね。



ダラダラと書きましたが、
お付き合いくださったみなさま
ありがとうございます。