公務員試験合格の軌跡 採用2013年12月31日 05時06分59秒

11. 採用



待ちに待った3次試験の合格発表、
そして、最終合格。

晴れて、採用候補者名簿に登録されました。

この後の手順は、
採用通知 ⇒ 採用面接、健康診断 ⇒ 入庁
です。

「最終合格=採用」ではないので、
本当に採用されるか心配でしたが、
年明け早々に、人事課から採用通知を受け取り、
無事公務員への切符を手にしました。

しかし、採用されたらされたで、
本当に転職していいんだろうかという不安が大きくなりました。
どこに配属されるのか、給料はいくら下がるのか、
今の会社を退職してまで公務員になる価値があるのか、
の3点が争点です。

とりあえず、手続き的には、
人事課から採用通知が来た後に、
配属されるであろう部署から採用面接の通知が来て、
私の場合は、希望していた部署で採用面接を受け、
結果的に、希望通りの部署に配属されました。

実際には、配属先と給料がわかったのは、
4/1の入庁式の日です。


まず、配属先についてですが、
4/1の辞令で、配属先を言い渡されます。
それまでは、絶対に配属先はわかりません。

しかし、この自治体は、
配属される可能性が高い部署で採用面接を行うことを聞き、
実際、希望している部署から採用面接の通知が来たので、
おそらくこの部署に配属されるであろうと思い、
配属先についての悩みは解消しました。

次に、給料についてですが、
これも、入庁するまでわかりませんでした。

一般に、公務員の給料は安いといわれていて、面接でも、
「今より給料は下がるがそれでも公務員としてやっていけるか」
と質問されたので、年収が下がるのは仕方がないと思い、
「いくら下がるか」に争点を置き、
最終的には、「年収の下がり幅」と「今の会社の嫌気」を
天秤にかけて判断することにしました。

最後に、今の会社にいることの価値ですが、
価値なんてまったくなかったので、
今すぐにでも辞めてやる勢いでしたが、
給料だけは高かったので、結局は、
「年収の下がり幅」と「今の会社の嫌気」を
天秤にかけての判断です。


「年収の下がり幅」については、
経験者採用のモデルケースの給料はわかりましたが、
私の場合は、年齢的にそのケースには当たりません。

人事課にも問い合わせてみましたが、
「正確な金額は入庁日までわからない」
とのことでした。

幸いなことに、
大学のサークルの後輩がその自治体職員だったので、
直接彼に会い、事情を説明して、どうしたらよいか相談すると、
「同じ経験者枠で採用された人を紹介するので、
その人に聞けば給料は教えてくれると思う。でも、
そもそも、今の会社が嫌だから公務員を受けたんでしょ?
給料が低かったら公務員あきらめるんですか?」
と言われて、我に返った。

「そうだ、何がなんでも今の会社を辞める。
そのために、今まで3年間も公務員を受けてきたんだ。」と。


という経緯があり、今の会社に辞表をたたきつけて、
公務員への転職を果たしました。

そして現在に至ります。


公務員になって約2年ですが、
給料は、年収ベースで200万円以上少なくなりました。

公務員の給料ってドンだけ安いんじゃ~!!!!!
でも、あの腐った会社を辞めれてよかった。


こんなとこですかね。



ダラダラと書きましたが、
お付き合いくださったみなさま
ありがとうございます。

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