ユーザー車検2008年01月26日 07時26分51秒

きのうは会社を午後半休にして、車検にいってきました。

もちろんユーザー車検です。

FC3Sに乗り始めてはや18年、8回目の車検です。

12ヶ月点検こそディーラーにお願いしているものの、1回目からユーザー車検をしているので車検自体は慣れたものです。

しかし、書類の様式が変わったり、リサイクル料が新設されたり、検査ラインの設備が変わったりと、なにやかにやと変更になっている可能性があるので、気合いを入れて望みました。

かかった費用は以下のとおりです。

重量税:37,800円

自賠責保険:30,830円(4月から9,000円ほど安くなるそうです)

検査代:1,700円(前回より300円高くなりました)

申請書:30円

テスター代:3,150円

<流れをまとめてみます>


~車検前日までの準備~

●自動車検査証(車検証)を用意

これがないと車検を受けられません。

●車検の満了日を確認

車検証に書いてあります。わたしの車は2/8なので、1/8から2/8の間で検査に合格すれば2年後の2/8までの車検証がもらえます。

●車検をする日を予約

検査場は平日の9:00~16:00ごろまでなので、上記期間の平日の午前か午後で都合のよい日を決めて、運輸支局に電話で予約をします。

岐阜運輸支局の場合は、テレホンサービスの案内にしたがって予約します。

このとき案内される予約番号と暗証番号を控えます。

●車の整備

定期点検記録簿という各項目をチェックする記録簿があるので、それにしたがって自分の目でひとつずつ確認します。

難しく感じるかもしれませんが、基本的なことばかりです。コツがわかれば20分で終わります。ランプの玉切れ、クラクション、ブレーキ、オイル漏れなどです。

50円くらいで車検場で売っていますが、本書を使う必要はないので、わたしはコピーして使っています。

●納税証明書を用意

以外に鬱陶しいのがこれです。

年度はじめに納めた納税証明書を2月まで保管していなければならないので、車検のたびに、そういえば納税証明書はどこへやった?と探しまくっています。

過去に一度納税証明書を紛失してしまい、県税事務所で再発行(無料)してもらったことがあります。

●自賠責保険の継続

事前に継続できるつてがあれば手続きしておいてもよいです。

わたしはつてがないので、車検当日に車検場の近くのテスター屋さんで手続きしています。

●現金

クレジットカードなどは使えないとおもいます(使ったことがない)ので、現金を持っていきます。

上記のとおり約74,000円かかるので、80.000円+100円玉で700円もっていきました。(100円玉の理由は後述します)

以上で準備作業は終わりです。


~車検当日持っていくもの~

●準備作業時に集めた書類と現金

一式をファイルに入れるかクリップでとめてもっていきます。

鉛筆、ボールペン、印鑑(認めでよい)も持っていきましょう。(筆記具は車検場にも用意されていますが、他人が使用している可能性があるので持っていったほうが無難です。OCRシートの記入があるので、鉛筆も必要です。)

●検査を受ける車

あたり前のことですが、自分で検査ラインを通すのでその車を運転して車検場へ行きましょう。


~当日のスケジュール~

●検査前にいろいろ手続きがあるので、初めての人は1時間前に車検場へ到着するのがよいとおもいます。

-------ここで重要な注意事項です-------

車検場へ到着する前に、コイン洗車で下回りとタイヤハウジングを重点的に洗浄します。というのも、下回りの検査時に検査官がハンマーで各部をたたいたときに砂等が落ちないようにとのマナーです。たたくたびに砂が落ちてきたら、自分だったら嫌でしょう。このコイン洗車で前述の100円玉を使います。
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●車検場に到着したら、書類売り場で必要な書類と印紙を購入します。

岐阜の場合は、具体的になにとなにとと言わないで、継続検査用の書類一式と検査印紙をください、定期点検記録簿は要りません、といえば、検査印紙を貼って必要な書類一式をもらえます。

●重量税印紙を買います。

窓口の横に黄色い紙があるのでそれに必要な値段の印紙の枚数と氏名を記入して、さっき買った継続検査用書類の中に重量税納付書があるので、それらを窓口に出すと、お姉さんが印紙を納付書に貼ってくれます。

●書類に記入して完成させます。

記入例がかいてあるので、それに従って記入します。簡単ですよ。

●テスター屋さんへ行きます。

ここのテスター屋さんでひととおり見てもらえます。

先に用意した書類一式を渡して、自賠責も入りたい、書類も見てとお願いする。すると、小屋の中でおじさんが見てくれます。

それからお兄さんの指示に従って車を進めます。サイドスリップ検査のため、線に沿ってゆっくりまっすぐ進む。そして前輪ブレーキ、後輪ブレーキ、パーキングブレーキ、スピードメータ40kmを検査して、ライトの光軸、排ガスを検査しておわり。

いまは車検場の検査ラインの設備が新しくなりましたが、昔はこのテスター屋さんと同じ設備だったので、大変練習になりました。

おわったら、車をとめて小屋へ入ると、書類が出来上がっていると思います。自賠責とテスター代を払って、いよいよ本番です。

車検なんてよほどのことがない限り合格します。ただ、気をつけなくてはいけないのがライトの光軸です。だいたい狂っているので、それを直してもらうのがテスター屋さんへ行く一番の目的です。ここで調整してもらったらライトは消してもよいですが、リトラの車は本番が終わるまでリトラをあげっぱなしにしておいてください。下げてあげるとまた狂います。

●いよいよ本番です。

まず書類審査があるので、ユーザー車検の窓口で書類一式を見せます。

古い車でリサイクル料を未払いの車は係官から指示を受けるので、よく聞いて従ってください。簡単です。

書類がOKをもらえたら、検査ラインへ車でいきます。

●検査ラインを通します。だいたい前に車が並んで待っているので、並んで自分の順番を待ちます。

まず、概観などの確認です。検査官に書類一式を渡して、検査開始。

自分は運転席にすわって、検査官の指示通り動きます。

昨日検査した事項は以下の項目です。前から、スモールランプ、ヘッドライト点等、Hi-Lo切り替え、ウインカー、ハザード、ワイパー、ウォッーシャ液、横に来て、クラクション、ホイルナット、後ろへ回って、ウインカー、ハザード、ブレーキランプ、バックランプ、降りてボンネットを開けて、車体番号を確認して、合格。検査票にはんこを押してもらいます。

「排ガス検査前にCボタンを押してください」といわれましたが、今までいわれたことがなかったのでもう一度聞き返しましたが、その理由は不明です。手順だけの問題ですが、こういうことがあるから手を抜けません。

過去の検査時に、シートベルト、発炎筒、リヤシートの有無の確認をされたことがありました。

極めつけは、スモークガラスの紫外線透過率を機械で測定されたこともあり、ちょうど70%でぎりぎり基準値内でした。

ボンネットを閉めて、書類一式から検査票だけを分離して車に乗り込み、いよいよ検査ラインに進みます。

●線に沿ってゆっくりまっすぐ進みます。次は排ガス検査です。Cボタンを押して、プローブをマフラーに突っ込む。2分ほど待って合格。検査票を記録機に入れてはんこをおしてもらいます。

●電光掲示板の指示に従い、ゆっくりまっすぐすすんで、4輪をローラーに載せて停止します。次はスピードメーターとブレーキとライトの検査です。

基本的に電光掲示板に従って動作をします。ギヤを入れて加速し40kmでパッシング、合格。

フットブレーキを思いっきり踏んで、合格。

サイドブレーキを思いっきり引いて、合格。

ヘッドライト点灯Hiビーム、合格。

ここまで終わったら、また検査票を記録機に入れてはんこを押してもらいます。

●電光掲示板の指示に従い、ゆっくりまっすぐすすんで、前輪を指定の位置に載せて停止します。最後の検査、下回り検査です。

ハンドルを放して、ブレーキを踏んで、エンジンを切ると、下でカンコンたたいて検査が始まります。

そろそろ終わるなと思ったころ、「運転手さーん、排ガスの・・・」といわれて、やべーがやと思いつつ、車を降りると、触媒が純正品ではないため、確認させてくれということらしい。ナイトスポーツのMETALITというキャタライザー(スポーツ触媒)をつけていて、一応証明書は持っていたのでそれを見せると、車検証の型式(E-FC3S)と一致してるので問題なしとのこと、合格。また検査票を記録機に入れてはんこを押してもらいます。

●最後は、車をラインから出して、書類一式を検査官に提出して最終判定をしてもらい、はんこを押してもらって、合格。

●これで無事検査終了、継続検査合格です。新しい車検証を発行してもらうため、窓口に書類を提出し、数分待つと、名前を呼ばれて新しい車検証をもらえます。

フロントガラスに貼るステッカーももらえますが、貼り替える必要はないと思います。いままで一度も貼り替えたことはありませんので。


今回は初めて金曜日の午後の検査でした。毎回思うのですが、年々ユーザー車検が増えています。明らかに車とは関係ない服装の人がうろうろしていますから。

それから、人がとんでもなく多かったです。車は土日に使う人が多いので、車検のために自動車屋へ持ち込むのは早くても月曜の朝になります。そして、自動車屋が整備を済ませて車検場へ持ち込むのが早くても火曜日以降になります。こんな理由から今までは月曜の朝一でユーザー車検をしていました。

初めての人は月曜日をお勧めします。結構すいているので。(岐阜だけかもしれませんが)

それから、朝早くからは書類売り場が開いていないので、朝一で受検する人は事前に書類一式を手に入れて記入を済ませておくほうが無難です。テスター屋さんは8時過ぎからやっています。


走行距離は、前回の車検時が 131,354km、今回は 134,487kmなので、2年間で 3,000kmしか走行していません。身内からは廃車にしなさいと強い要望がありますが、今回の車検の目的は、ヤフオクで落札した中古のキャタライザーが車検に通るかどうかを試すことでした。

結果は、検査では証明書を見せて、その証明書も本書ではなくコピーしたもので、車両番号も一致していない、型式だけが一致したものでしたが、おとがめ無しだったので、とりあえず何かしら証明書があれば車検に通るということは実証されました。

聞くところによると、たまに他の車種の触媒をつけている人がいるそうです。


以上、ユーザー車検でした。

てきとーに書くつもりが、誰か見る人がいると思うとあまりてきとーにかけないものです。

年のせいか、最近過去のことが思い出せないので、こんなかんじであることないこと書きとめていこうと思います。

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